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印旛沼で水質調査 魚住、透明度、COD等を計測

2001年08月20日
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急がれる汚染対策

 

公明党千葉県本部はこのほど、県中北部に位置する印旛沼を訪れ、水質調査を実施した。これには吉野代表のほか、魚住裕一郎参院議員、高崎照雄、小橋迪夫の各県議が参加した。

 

一行は、緑の粉を浮かべたようなアオコに覆われた沼面を、4人乗り漁艇2隻に分乗し、まず北印旛沼中央に出向いた。県水質保全課の職員らとともに上層水を採取し、透視度計等の機材を使って、透明度やCOD(化学的酸素要求量)、pH(ペーハー)値などを計測。その後、捷(しょう)水路(=人工水路)を通り、西印旛沼の上水道取水口下と、さらに取水口に近い個所でも汚染状況の調査を行った。

 

印旛沼の総面積は、1155ヘクタール、平均水深1.7メートル。千葉市や船橋市など9市4町2村の流域人口約72万人を抱える“水がめ”となっているほか、工業用水や農業用水にも利用されている。

 

かつては60種類以上の水生植物が群生し、直接飲用できるほどきれいだったが、昭和30年代以降の流域人口の増加に伴い、生活雑排水などが沼に流れ込み、窒素(ちっそ)やリンによる富栄養化が進んだ。

 

また、汚染原因はこうした生活系のほか、工場や畜産等による「産業系」、山林・農地等による「自然系」が挙げられるが、印旛沼は自然系による汚染が51%と生活系の43%を超える(平成11年度県環境生活部資料)との指摘もある。

 

こうした状況に対し千葉県では、昭和61年度から水質保全計画を数次にわたって策定し、浄化対策を実施。公明党千葉県本部も早くから汚染状況調査などを行うなど、浄化対策に尽力してきた。その結果、昭和50年代の最悪のころに比べると水質は幾分改善したが、環境基準値を上回る汚染状態は依然続いている。

 

緑色に覆われた沼面を自らの目で確かめた魚住氏は「国、県、市町村の各レベルで連携し、水質保全へ向けての具体策を探っていきたい」と抱負を語る。千葉県本部では、「昨年の全県的な地下水調査と併せて、上水道の水源となっている河川や湖沼の水質改善についても継続的な取り組みを展開したい」(吉野代表)としている。

 

(2001/8/20付公明新聞)

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