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党長野県本部農政懇談会~御代田町にて~

2002年09月29日
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公明党長野県本部が主催する「農政懇談会」が、9月29日、御代田町内で開催されました。懇談会に先んじて、小諸市内の家畜飼料用トウモロコシ畑を訪れ、野生化したイノブタ・クマによって、食い荒らされた現場を視察。また、酪農家の方から、BSE問題の影響によるきびしい経営状況の説明を受けました。続いて、中山間地域等直接支払制度の対象地区である御代田町塩野集落を訪れ、中山間地域活性化への取組状況を視察しました。

 

懇談会では、畜産農家の方々から、鳥獣被害の深刻な被害状況が説明され、特に野生化したイノブタによる被害が深刻であり、20~30頭の集団でトウモロコシ畑等を全滅させるというケースもあるということでした。イノブタは、繁殖力が強く、今後、被害が加速化するおそれがあり、早急な対策が必要だと思いました。また、国有林地に隣接する畑では、通常、国有林に生息するイノシシ等が畑に出てきて作物を食い荒らしているという話がありました。国有林地に立ち入って鳥獣を追い払うことができないため、鳥獣が畑に出てきてからしか追い払うことができないという。当該関係者の方から、国有林から鳥獣が出て来れないようにしてもらいたいとの要望がありました。国有林が、適切な手入れがされていないことから、生態系がくずれ、エサを求めて畑に出てくるという指摘もあり、生態系の適正化に資する森林の整備などを含め、総合的な取組の必要性を感じました。

 

(都会に住んでいる方には、クマ・イノシシによる被害と聞いてもピンとこないかも知れませんが、農政懇談会の当日、軽井沢の山中で、東京在住の英国人女性が子連れのツキノワグマに遭遇し、親熊に襲われ頭部に10日間のけがをしました。同懇談会に参加されていた軽井沢町役場の方が、対応のため、大急ぎで飛び出して行かれました。)

 

また、BSE問題で、マスコミによる風評被害にも苦しんでいる畜産農家の方々の心情等、生産現場ならではの生の声をいただきました。今後、一刻も早い、BSEの感染原因の究明、トレーサビリティシステムの早期確立等、生産者、消費者双方が安心できる体制を構築しなければならないと思いました。

 

塩野集落の代表からは、高齢化、担い手不足が深刻な問題になっているとのこと。平成12年にスタートした中山間地域等直接支払制度の有効活用等、中山間地域の活性化に向け、それぞれの地域で取り組みが進んできており、今後さらに、若者をひきつけるような、魅力ある中山間地域の活性化策が必要だと考えます。

 

その他、食料自給率の引上げに向け、根本的な見直し・取組が必要との指摘があるなど、農業関係者の方々とひざ詰で対話、意見交換ができ非常に有意義な懇談会でした。今後、現場の声を国政に反映させるために努力して参りたい。

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